Monday, July 11, 2011

France 03 1/2



フランス3日目(ペイント第一日目初日)

















3日目のフランス滞在。やっとのことで、俺たち4人のアーティストは本職を発揮する時がきました。ゆっくり起きて〜なんて言ってられない時間帯に起きて、みんなでミーティング。気づいたらマネージャーみたいな人が朝ご飯をたらふく買ってきてくれており、選びたいほうだい。チョコレートデニッシュがちょーうまくて始めてあれだけのデニッシュを食いまくりました。まあそんなことはどうでもよいとして、初日はDAVE PERSUE (BUNNY KITTY) 7th letterの一員である彼がディレクションを担当して行うことに。コンセプトは『お互いを知ろう』計画。全くお互いのアートを完全なる生で見た事がない4人。適当にスケッチをした後、DAVEがまずは大きく彼のキャラクターを描く。その後バランスをとるために、と一人一人がバランスを見ながら、色をみながら、ひとレイヤーづつ描き始めました。そしたらなんと、やっぱり7th letterは有名なんですね、ある女の子達が止まって、『PERSUEだ!』って握手を求めるところも。まー俺にはないでしょって事で、黙々とペイント。とりあえずバランスと、空間を大切にをモットーに塗り続けていくと、なんと面白いことに、4人のアーティストがそれだけで意気投合し始めて、『絵を遊ぶ』ようになってきたんです。JAYBOが俺に、『あそこにUFOっぽいやつ描くから、そこにモンスターをさ描いてよ』とか、『あの灰色のところにモンスター歩かせてよ』とか。もう自由そのもの。別に何かを表したいってわけじゃなくて、完全自由。遊んで遊んで喜楽にペイントして、楽しもうよてきな。

緊張なんて文字は一つもなく。まあ俺も24歳くらいからずっと人前でライブペイントやりまくって、(日本では全然だけど)その雰囲気はもう緊張の『き』の字すらないけれど、でもこの初日のライブペイントは本当に最高に自由すぎて楽しかった。

4時くらいに一時休憩として、隣のbeachレストランのリザーブ席へ突入。周りがみんなすごい人に見えてしょうがないくらい、すごいところだったけれど(トップレスオンパレードっす)、良いお酒をもらって、良い食事をもらって、最高の気分でまたペイント最終章へ。ほっとんど塗り終わってるところへ、POESIAっていうアーティストがもーちょーゆっくりだから、結局彼が最後の自分の場所を塗るはめに。その間ずっと俺たちはヤシの木の下でゆっくり待ちぼうけ。

そして完成。

真っ黒に日焼けした後に、スプレーの粉塵がついて、なんとも言えない肌の色になりつつ、まるで土木作業の人のように、豪華なカンヌの街を堂々と歩くアーティスト4人でした。そしてアパートへ帰宅し、ゆっくりしようと思いきや、いやはや初日のお祝いで、色々な人が電話やパーティーのお誘いで、ゆっくりしようがないやと4人のアーティストはあきれ顔になりながらもお誘いを断れないのでした。タフネス。